反鼻(ハンピ)とは?
マムシから内臓を取り除いた後、皮をはぎ長くのばして乾燥させたものが、ハンピです。
反鼻という名前は、マムシの鼻が反り返っているところから「反鼻」と名付けられました。古くから新陳代謝や強壮強精の薬として知られてきた歴史があり、現在でも多くの滋養強壮ドリンク剤に、ハンピチンキとして配合されています。
マムシは沖縄を除く日本全国に生息しており、全長は約60cm。胴が太く、頭は大きい三角形で、扁平なのが特徴です。マムシは血液毒成分と神経毒成分を含んでいるため咬まれると毒になりますが、内服してもその心配はありません。
ちなみに、皮付きのまま内臓を除き、蒸し焼きにしたものは「マムシの姿焼き」と呼ばれています。こちらはご存知の方も多いのではないでしょうか。
反鼻(ハンピ)の主な働き
強壮作用 強精作用 疲労回復 等